そもそも「慢性看護」ってなに?
「治す」看護から、「共に生きる」看護へ。
【実例:Aさんの場合】 糖尿病を抱えるAさんは、「甘いものを食べてはいけない」と分かっていても、ついつい手が伸びてしまい、その度に「自分はダメな人間だ」と落ち込んでいました。
私たち慢性疾患看護専門看護師は、ただ「ダメです」とは言いません。Aさんがなぜ食べてしまうのか、今の生活で何がストレスなのかを一緒に考えます。
「週に一度、このお菓子を楽しみにして、その分歩く距離を少し伸ばしませんか?」
慢性看護とは、病気を治すことだけが目的ではありません。病気を抱えながらも、その人らしい「陽気な明日」をどう作るかを、一緒に研究し、支えていく看護のことです。